2016/01/28

Reaction Diffusion, Gray-Scottモデル



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Reaction Diffusionと呼ばれている化学反応に関するモデルの中から、Gray-Scottモデルと呼ばれるものを作りました。

応用として、シマウマや豹のような柄を作れることが示されています。
一部の魚の模様にも、似たようなものがあるようです。

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Reaction Diffusionについて調べていると、面白い化学反応を見つけました。
なんとなくCyclic CAを思い出します。


2016/01/24

Carpets and Rugsセルオートマトン



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Tiling Encyclopediaで見つけたセルオートマトンを作りました。はっきりとした名前がついていないので、ここでは初出と思われる文献のタイトルに従ってCarpets and Rugsと呼んでいます。名前の通り、絨毯のような模様が現れます。

このセルオートマトンは、Dann E. PassojaとAkhlesh Lakhtakiaによって紹介され、Mihai Prunescuがいくつかの性質を証明しています。

2016/01/05

Satanoise TVによるElectric Noiselandの解説

以前に書いたElectric Noiselandの記事について、Satanoise TVさんからコンタクトを貰ったので機材や制作の手法について尋ねてみました。

以下は頂いた解説をまとめたものです。

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機材について

手法について
  • 1人での多重録音。
  • DarjeelingとCorriente Electrica Von VoyageはEメジャーでの即興に、iPhoneアプリでシンセの音を加えたもの。即興はシド・バレットを意識したそうです。
  • Serenade a la LuneではフェイザーをかけたFun Machineから2つの録音を作り、片方を2オクターブだけピッチシフト。さらにFoxtex MR-8で録音した嵐の雨音を使用。
  • Pale Shelterは、Tears For Fearsからのサンプリング、Thusrton Moore - starfield wildのソロ、自前のギターとコーラスとの足し合わせ。
  • Gymnopedie N1(リンクは原曲)のカバーは、Fun Machineと、Big Muffをかけたストラトキャスターで演奏。

以下はライブ動画のピックアップです。ライブセットの中ではPropan Synthというハンドメイドのシンセを使っているそうです。