2016/11/29

ECAC



遊んでみる(github.io)

ECAFMのWebAudio移植版です。変調がうまくいかなかったので音程を変えて重ねるだけに変更しました。

Firefoxでは設定によってはプチノイズが乗りますが、エイリアシングのおかげで派手な音が出せます。Chromeでは落ち着いた音が出ます。

作り終えてから"synthesizer cellular automata"とGoogleで検索をかけたところ、同じ発想で作られたThe Infamous Cellular Automaton Synthというシンセサイザーを見つけました。LV2という形式のプラグインのようです。


2016/11/27

ECAFMのWeb版



デモを見る (github.io)

Elementary Cellular Automatonを利用した加算合成+FMシンセサイザーです。

2016/11/18

Singen0.1



使ってみる(github.io)

ワンショットを量産するために作った、簡単なエフェクト付きのFMシンセです。

2016/11/01

SingenBD2



デモを見る(github.io)

バスドラムを量産するシンセサイザーです。

2016/10/28

SinChord


デモを見る(github.io)

複雑なコードをつくるシンセサイザーです。FL StudioのMiscellaneous Functions -> Echo delay / fat modeで似たような音が作れます。

2016/10/24

IIRフィルタのボード線図



デモを見る(github.io)

IIRフィルタボード線図です。軸のスケールが適当なので観賞用です。

2016/10/03

[cnv60] VV.AA. - BPM75


[cnv60] VV.AA. - BPM75

説明によるとパリ在住の作曲家たちによるAcousmaticな現代音楽ということです。Acousmaticとは、事前に録音しておいてコンサートではスピーカーを使って提示するコンピュータ音楽などのことを指しているそうです。

2016/09/26

[cnv78] Darius Ciuta / Stefan Thut - Directions


[cnv78] Darius Ciuta / Stefan Thut - Directions

風です。音量が小さいので静かな環境で聴く必要があります。

説明によると、実際の気象データをもとに風をアレンジして録音したそうです。

2016/09/21

多角形オシレータ




デモを見る(github.io)

/r/educationalgifsで見かけた、多角形を使ったオシレータです。シンセサイザに応用できそうです。

[Plataforma183] The Bare - Y


[Plataforma183] The Bare - Y

説明によると、ミニマリズムの影響を受けたハーシュノイズで、催眠的な雰囲気があるそうです。LFOのかかったシンプルなシンセサイザーの音がよく出てきます。

2016/09/19

[apo013] VA - Where's The Fucking Snare


[apo013] VA - Where's The Fucking Snare

ブレイクコアのコンピレーションです。Rekombinacjeの9曲目がとてもいいです。

2016/09/18

Патимат Кагирова - Горы Кавказа


Патимат Кагирова(Patimat kagirova)のカフカス山脈という曲です。16分3連の刻みが特徴的です。

2016/09/15

2016/09/09

[ET98] Chemiefaserwerk - 4


[ET98] Chemiefaserwerk - 4

物音系のテープ音楽です。4曲目がいい感じです。

複素数のアニメーション



デモを見る(github.io)

複素数の簡単なアニメーションです。

2016/09/01

Verjault - LIVE||||AUDIOREBEL||||02062016]]]]]]]



ノイズミュージックです。たまに入る叫び声が面白いです。

ライブ動画を見るとギターをコンピュータにつないで演奏しているようです。

2016/08/30

God Pussy - Retratando A Realidade Bélica


God Pussy - Retratando A Realidade Bélica

ノイズミュージックです。6曲目がいい感じです。

公式サイトからリンクされているインタビューによると、もとはハードコアパンクが好きで、そこからグラインドコア、ハーシュノイズへと進んでいったそうです。名前が過激に見えるので文句を言われたり、ルイジ・ルッソロアルバムを捧げていたり、というのも面白いです。

2016/08/29

[EdP077] DR - Quiet


[EdP077] DR - Quiet

アンビエントです。朝の涼しい時間に聞くとやる気が出ます。

2016/08/27

[EdP076] Jim And The Galaxy - Cosmic Conspiracies


[EdP076] Jim And The Galaxy - Cosmic Conspiracies

アンビエントです。涼しさを感じます。

説明によると、ギター、ベース、テープで作られています。制作した2人は90年代の初めにメタルバンドを組んでいたそうです。

2016/08/15

回転



デモを見る(github.io)

キャンバスの中心を軸に回転します。

Crystal Distortion - Live Mix 1995


速いテクノです。53分あたりが盛り上がります。

剛体の衝突



デモを見る(github.io)

SATに基づく剛体の衝突です。GJKアルゴリズムによる衝突判定もあります。

衝突判定のアルゴリズムについてはdyn4j、インパルスの計算はmyPhysicsLαb.comの記事がとても参考になりました。

2016/08/04

モンテカルロ法でPI



デモを見る(github.io)

モンテカルロ法でPIを求めます。

この方法を紹介している動画では乱数の生成にダーツを使っています。同様の実験をショットガンで行った論文もあります。

2016/07/31

カントール集合とカメラ操作



2次元のカントール集合です。カメラ操作もできるようになりました。

2016/07/30

WebAudioのエンベロープ



デモを見る(github.io)
mp3で聞く(Google Drive)

WebAudioにはいくつかエンベロープが入っていますが、曲線の張り具合を調整できるものがなかったので作りました。

デモの音を聞いているとサンカノゴイという鳥の鳴き声を思い出しました。


2016/07/24

鳴き砂

モロッコの砂漠

動画では押しつぶすように力をかけると音の鳴る砂が紹介されています。このような砂は鳴き砂と呼ばれ、日本にも同様の音が出せる海岸があるそうです。

オマーンとモロッコの鳴き砂の音です。動画の説明文で紹介されているサイトではオマーンの砂に関する実験の結果から、砂の大きさが均一であるほど純音に近づくのではないかと推測しています。

2016/07/22

Jorge Antunes - Mixolydia


ブラジルの作曲家Jorge Antunesによる現代音楽です。

説明によるとテルミン奏者のLydia Kavinaのために作った曲で、旋律的な要素は紀元前4世紀のギリシャのミクソリディアンスケールからの音程だけが使われ、テープと共に演奏されるそうです。

2016/07/21

[Seminal Records#027]Cássio Figueiredo - Expurgo



[Seminal Records#027]Cássio Figueiredo - Expurgo (bandcamp)



ブラジルのCássio Figueiredoによるノイズミュージックです。加工されたギターの音を中心に、声、フィールドレコーディングといった素材が組み合わされています。浮遊感のある2曲目がいい感じです。一つ前のアルバムPresençaもおすすめです。

本人からメールが送られてきたのでいくつか質問をしてみました。フィールドレコーディングは自宅や街路で録音したもので、Expurgoの4曲目と6曲目ではCubaseで作ったエレクトロニックなループを使っているそうです。また、MeteoroのAtomic Driveというキャビネット一体型のギターアンプをスピーカーとして使っているとのことです。

以下は使用された機材リストです。



以下は説明文の意訳です。

-

Expurgo(粛清という意味)はコンピュータに記録されて忘れられ、その後8か月に渡って絶えず変更や再構成を行った録音の断片を再編したものです。私を録音へと駆り立てた衝動的なものは、とりとめのない曲名としても表されています。しかしまだ痛み、優しさ、カタルシスからなる星座を構成しています。暴力は粛清され、恍惚が現れます。

2016/07/20

Katherine Young - Inhabitation of Time


楽譜(公式サイトより)
Katherine Youngの公式サイト

現代音楽です。強弱の変化がいい感じです。

楽譜を見ると適当なピッチで口笛を吹く、ぐちゃぐちゃの質感になるように適当に演奏するといった適当な指定があり、面白いです。

2016/07/19

WebAudioでコード

mp3で聞く(Google Drive)
Webで聞く(github.io)

WebAudioのオシレータでコードを鳴らすデモです。

NP - Nahash


NP - Nahash (Archive.org)

グリッチです。説明によると、曲名はヘブライ文字の最初から14文字だそうです。

2016/07/18

Djozr - Sad Songs


Djozr - Sad Songs (bandcamp)

ドローンです。6曲目のフェイザーかフランジャーのような効果がいい感じです。

Sad SongsはPetcodeという今は活動していないインターネットレーベルからリリースされていました。

2016/07/17

Fosel - The Left Hand Of Darkness


Fosel - The Left Hand Of Darkness (Archive.org)

暗めのアンビエントです。6曲目の序盤でいい感じになります。

Salvatore Sciarrino - Allegoria della notte


Salvatore Sciarrinoという作曲家による現代音楽です。演奏風景が面白いです。

説明によると、記憶の中であいまいになったメンデルスゾーンの曲をそのまま楽譜にしたそうです。

2016/07/13

多角形の分割(Convex Decomposition)



デモを見る(github.io)

BayazitのConvex Decompositionアルゴリズムの簡略版です。反射角(Reflex vertices、180°以上の内角をもつ頂点)を順に二等分していくだけなのでシンプルですが、分割数が多めになります。

QuickHullもついでに作りました。

2016/07/09

2016/07/07

Look and Say CA



デモを見る(github.io)

Look and Say Sequenceを使ったセルオートマトンです。フィボナッチ数列を使ったセルオートマトンもあります。

この三角形の模様をよく見かける気がしていたのですが、どうも二項係数を2で割った余りはこの形になるようです。

1
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101
1111
10001
110011
1010101
11111111
100000001
1100000011
10100000101
111100001111
1000100010001
11001100110011
101010101010101
1111111111111111

2016/07/06

複素数



デモを見る(github.io)

複素数です。ナイスな座標変換を調べていたところDavid Bauさんが作ったComformal Mappingを見てやる気が出たので作りました。

2016/06/27

Balls



デモを見る(github.io)

ボールが衝突をしながら画面の中を跳ね回ります。この実装では3つ以上のボールが同時にぶつかっていると安定しない、速度が速すぎると衝突せずにすり抜ける、といった問題があります。

XScreenSaverのFluidBallsも同じ挙動をします。

2016/06/22

Canvas小品





デモを見る(github.io)

流れる線分と、ぷるぷる震えるアニメーションです。

2016/06/21

凹包(Concave Hull)



デモを見る(github.io)

Adriano Moreira と Maribel Yasmina Santos によるK-近傍を用いた凹包(Concave Hull)の計算です。画像の灰色の線が凹包で、コンピュータで凹んだ形を認識するときなどに応用されています。

本来は画像のように字間がつながることは好ましくありません。論文によると、事前にクラスタリングを行った後、各クラスタに対して適用することでより良い結果となるそうです。

2016/06/20

三角形分割






デモを見る(github.io)

適当にでっち上げた三角形分割と要素技術です。

以下の手順で分割しています。

  1. 凸包を計算。
  2. 凸包の一番上にある点と、凸包の全ての辺との間で三角形を作る。
  3. 凸包内の点を順次追加していく。点が内側にある三角形を見つけたらそれを分割する。
点が三角形の内側にあるかどうかの判定にblackpawnさんのアルゴリズムを利用しました。

2016/06/19

外接円モビールと2次元のベクトル計算




デモを見る(github.io)

外接円が、重力に似せた動作でモビールのように揺れ動くシンプルな作品です。キャンバスをクリックすると赤点を追加できます。

外接円の計算は、mutooさんの実装を用いています。mutooさんの実装を読んでいるときにベクトル計算について調べたので、ついでにキャンバスに描画しました。自前でも外接円の計算を実装してみたものの、遅かったので使っていません。